ヘンルーダの育て方

ヘンルーダはミカン科に属する、常緑性の低木ハーブです。

葉には独特の香りがあり、その香りは猫が嫌がり、別名「ねこよらず」と呼ばれています。

またヘンルーダはミカン科なので、アゲハ蝶が産卵に訪れます。

ミカン科にしては珍しく、比較的コンパクトな植物なので、株ごと移動して観察しやすいのが特徴です。

ヘンルーダはオンラインストアで苗を購入することも出来ますが、種からでも簡単に育ちます。

ぜひ種から育ててみて、一から育つところを楽しんでみてください!

種の播き方

種は2~3mmとかなり小さいので、見失わないよう注意してください。

土は市販の種まき・挿し芽の土などの目の細かい土を使用します。

自作するなら、調整済みピートモス2:鹿沼土超小粒1:バーミキュライト1:パーライト0.5

種まき手順

①播く前に、土にしっかり水を含ませておく。

②中心を軽くへこませる(1mm強くらい)

③2~4号ポットに1か所4粒の点播きにする。

④約1mm覆土する。

⑤覆土したら軽く土を押さえ、種と土を密着させる。

⑥その後の水やりは種の流出を防ぐため、霧吹きや底水などを活用する。

発芽

ヘンルーダの発芽適温は15~20℃くらいです。

適温が維持できれば1週間から10日くらいで発芽してきました。

まだ若い芽のうちは根が十分に張っていないので、乾燥に注意してこまめに水やりします。

間引き

本葉4.5枚くらいの時に元気な1本を残して間引きをします。

株ごと引き抜くと残したい苗の根が傷つくかもしれないので、ハサミを使って根元から切り取って間引きます。

水やり

根が十分に張っていない若い内は乾燥に注意しますが、ある程度大きくなったら乾燥気味に管理します(土の表面が乾いたら水やり)。

ミカン科の植物なので、ナミアゲハなどのアゲハ蝶が産卵に訪れます。

株ごと移動しやすく、アゲハの幼虫の観察にピッタリですのでぜひ活用してみてください!

用土

土づくりは意外と楽しい作業なので、自作してみるのもおススメしますが、市販のものならハーブの土を選んでください。

自作用土の例:赤玉土と完熟腐葉土を主体に、調整済みピートモス、バーミキュライト、もみがらくん炭、苦土石灰などを混合しています。(赤5:腐4:ピ1:バ1:も0.5)苦土石灰は説明書通りに入れます。

肥料

ヘンルーダは多肥を嫌うみたいなので、春と秋に緩効性の化成肥料を少量与えます。

あとは株の様子を見ながら、元気がなければ薄い液肥で調整します。

植え替えてみます

地上部に対してポットの大きさが心許ない、こちらのヘンルーダを植え替えていきます。

ポットから抜いてみたらそこそこ根が張っていたのでタイミングも良いと思います。

もし鉢底で根がルーピングして根詰まりしていたら優しくほぐしますが、大丈夫そうなので、根は崩さず植え替えます。

植え替え完了。

植え替え後の鉢は兼弥産業の4号スリットのロングタイプ(CSM120L)

これからモリモリ生長するので、これくらいが丁度いいと思います。

植え替える土には緩効性肥料を少量施肥しておきました。

使用する鉢はスリット鉢を使用するとルーピングが起きにくく、また根が土を無駄なく使ってくれるのでオススメです。

まとめ

ミカン科の低木ハーブ、ヘンルーダ(ルー)の育て方でした。

丈夫かつ生育旺盛で失敗の少ない植物なので、簡単に育てる事ができます。

暑さ寒さにも強い方ですが、霜や寒波、真夏の暑さには注意が必要です。

アゲハ蝶が産卵に訪れ、鉢植えなら移動がしやすいので、幼虫の観察にピッタリです。

オンラインストアで苗を購入することも出来ますが、種からも簡単に育つので、たくさん育てたい方は種まきから始めてはいかがでしょうか。

最後に ~鹿沼土の超小粒の作り方~

①鹿沼土の小粒を購入する。

園芸用の目の細かいふるいにかける。

③ふるいを通り抜け、下に落ちた鹿沼土を集め、今度は料理・製菓用のふるいにかける。 ④そうすると粉だけが落ちて超小粒の鹿沼土だけが残るのでそれを使う。(砂煙が舞うので注意)