尼崎城

尼崎城は2018年11月30日に再建された、現在日本で最も新しいお城です。

元は1617年に戸田氏鉄(とだ うじかね)によって築城され、その後1873年までの約250年間12名の城主によって守られてきましたが、明治維新による廃城令で取り壊されることとなりました。

しかし廃城から旧ミドリ電化創業者の安保詮氏が「創業の地に恩返しがしたい」という思いから、私財を投じ再建されることとなりました。

安保詮氏の思いに共鳴し集められた寄付も再建の大切な財源となりました。

尼崎城は尼崎市北城内町の町中に建てられていて、自転車などで走っていると忽然と姿を現します。

城という仰々しさはありながらも地域に根付いた親しみやすさも感じられる尼崎らしいお城と言えます。

尼崎城の前の広場は人工芝できれいに整地されているので、腰を下ろしてのんびりと尼崎城を眺めることが出来ます。

反対側には広場よりも高く作られた桟敷があり、尼崎城を少し高い位置から見ることが出来、広場から見るときとはまた違った尼崎城を臨めます。

尼崎城のすぐ隣には「尼崎城址公園」があり、子供たちが元気いっぱい遊べるエリアも完備されています。

子供は遊び、大人は憩い、尼崎城及びその周辺は老若男女が楽しめるエリアとなっています。