昆陽池公園-野鳥が見れる自然豊かな公園-

伊丹市にある公園で屈指の面積を誇る昆陽池公園は市街地の中にありながら様々な自然を体感できる公園です。

同時に伊丹市で2番目に大きいため池、「昆陽池」がある公園です。

とても緑の多い公園で、ビオトープのようになっている水路では5月下旬から7月上旬の間ヘイケボタルを見ることが出来る貴重な公園です。

また園内にはミニ日本列島と呼ばれる小島や、緑に囲まれた散歩道のふるさと小径、そして1000匹近い蝶を観察できる伊丹市昆虫館など、周りを建物に囲まれながらも大自然を感じることが出来ます。

ホタルが見れる水路

昆陽池公園では5月下旬~7月上旬までヘイケボタルが見れる水路があります。

陸地と水辺の中間の性質を持つエコトーンも見受けられたので、ホタルだけでなく、多様な生態系が形成されている予感がします。

澄んだ水が流れる水路は貴重な癒しのスポットです。

穏やかな水の流れはずっと見続けていても飽きの来ない不思議な光景です。

野鳥の島

野鳥の飛来地としても有名な昆陽池では、カモやサギなど十数種類の野鳥を観察することが出来ます。

野鳥の島と呼ばれる小島があり、ここが野鳥の憩いの場になっているようです。

上空から見ると日本列島の形になっていることからミニ日本列島としても知られています。

野鳥観察橋では昆陽池公園に飛来する野鳥を特等席で観察できます。

主に野鳥の島に降り立つようなので双眼鏡や超望遠レンズがあるとより楽しめそうです。

昆陽池の隣には負けず劣らず大きな貯水池があり、ここには鯉やカメが生息していました。

日なたで温まっているアカミミガメ。

何をしてくるわけでもありませんが、これだけいると恐怖を覚えます。

ふるさと小径

昆虫館に続くふるさと小径は、緑に囲まれた自然豊かな小道です。

入り口から昆虫館までは約600メートルあり、耳を澄ますと野鳥の声が聞こえ、辺りを探すと昆虫を見つけることが出来ます

緑に囲まれた涼しげな空間なので散歩コースにもオススメです。

犬の散歩や自転車での通行は出来ないのでご注意ください。

伊丹市昆虫館

伊丹市昆虫館は昆虫を中心に扱う博物館です。

活きた昆虫を間近で観察出来、普段見ることが出来ない昆虫の標本や動物の剥製も展示されています。

14種約1,000匹の蝶が舞う、蝶温室は必見です。

入場料は大人400円、中高生200円、3歳~小学生100円、0~2歳は無料です。

昆陽池公園は伊丹市の自然をぎゅっと詰め込んだような、たくさんの緑と広大な池のある公園です。

広大な池や豊かな自然は都心の喧騒を忘れさせてくれます。

敷地内では野鳥や昆虫の他、哺乳類も生息しており、イタチやハクビシン、さらにはキツネやタヌキなども生息しているそう。

敷地内の昆虫館では年中様々なイベントでお客さんを楽しませてくれます。

いつ来ても何度来ても飽きる事のない魅力たっぷりの公園です。