西宮砲台

西宮砲台は西宮市御前浜公園の敷地内に保存されている円筒状の建造物です。

江戸幕府が黒船の脅威に対抗するために、江戸幕府の指示により勝海舟らがおよそ三年かけて完成させました。
完成後空砲を試し撃ちしたところ、内部に煙がたまってしまい、一度も使われることはなかったそうです。

現在では御前浜公園のシンボルとして大切に保存されている西宮砲台。

国の重要文化財にも指定されており、日本の歴史を紡いでいく大切な財産となっています。

西宮砲台が保存されている御前浜公園は穏やかな海と砂浜が広がる公園です。

特に遊具などは見当たりませんが、広い園内は散歩やジョギングにもってこいです。
特に犬との散歩に人気なようで、訪れたこの日は多くの飼い主さんが犬と共に散歩を楽しんでいました。

対岸に見えているのは西宮浜。

西宮市貝類館やみやっこキッズダムなど魅力的なスポットのある人工島です。
一部エリアでは釣りを楽しむことが出来、丁度今見えている場所では釣りが可能です。

御前浜公園の西側は夙川の河口になっています。

岩をどかせばカニやヤドカリなどの生き物を見ることが出来るそうです。